まず表紙。
相変わらず…なんていうか…古臭いというか垢抜けないというか…。
もうちょっと何とかなんないのかな、と…。
お洒落にする必要はないけど…うーん。
編集部の期待感皆無な感じがひしひしと伝わります(笑)
期待してようがしてなかろうが、
金出して買うのは編集部じゃなくてうちらなんだから
もうちょっと気を遣って欲しいです。
むしろ、期待してない作品こそ力をいれるべきかと。
(売れてる作品は黙ってても売れるからだ!←なにキレてんの笑)
さて、内容。
折角なので全体的な感想と細かい感想書きますね。
まずは全体的な感想。
1・2巻で感じた「打ち切り感」は全く感じませんでした!(大笑)
いやー普通に面白い。
「少年漫画」って感じしますよこれなら!(おい)
戦闘シーンもわりと迫力あって、展開も良かったと思います。
ただ…。
絵がちょっと変わってきてるような…?
キメの表情が崩れてる時があったり、バランス悪かったりする時があって気になります。
(っても、基本的にとても上手い絵だと思いますよ~!)
2巻位から感じてたんですが、
ペンを変えたのか印刷が濃くなっただけなのか線が妙に濃いですよね…。
コミックスでこんなに濃いんだから、本誌だと結構潰れてたりしてるんじゃないでしょうか。
元々細かい線を描く先生ではないようなので
それが持ち味だと思えればいいんですが
私はまだそこまで到達してなくて、ちょっと汚く見えます(^_^;)
ではでは細かい感想。
☆十七譚「守る者」明神さんが先代明神さん(ややこしいなこれ…笑)のコートにはじめて袖を通すシーン。
…これさあ、ブカブカだったりすると良かったのに…!(爆笑)
だってさ、写真の体格差を考えればブカブカじゃないとおかしいですよね!?
当時の明神さんがピッタリだったら、
成長した今の明神さんは着れないんじゃないかと思うわけです。
って、別に1着しかないわけではないんですね(でもあんなんどこで手に入れるんだ…笑)
凹む明神さんを見てこれ幸いとばかりにガクリンがハンマーをブチ当てるシーンは面白かった(笑)
ピコピコハンマーでなかったのは「無意識の愛」なんでしょーか?
元気付ける為にやってんのかと思って感動してたんですが、
結構本気だったようでガッカリ&さすがガックン、と別の感動をしました(笑)
ひめのんに怒られる二人が可愛いですね~。
っていうかひめのん格好いい!
彼女も結構色々辛い目に遭ってるようですが、とってもココロが強いですね。
きっと魂も強いんでしょう。
そういうトコにガックンは惹かれたのかな?人を見る目がありますねー。
「どう思う?”ガクリン”(姫乃)」
「そう思いますッ(ガク)」
…いいっすねひめのん!
高1にして、自分に惚れてる男の効果的な操縦法を知ってます(笑)
ガクリンかあ…ガックンの方がいいと思うんだけど…某芸能人になっちゃうからダメなのかな?(違)
☆十八譚「突破口」歩いて行ける所にこんな林というか森というかがある東京ってどの辺なんでしょうか。
確実に都市部ではありませんね…って別にどーでもいいんですが(^_^;)
「腹ワタなんぞとっくに煮えくり返って煮汁も出ねーよ(明神)」
明神さんにしては上手い事言いますね(笑)
ただ、「腹ワタ」でなく「腸」が正しいんじゃないかと…。
だったらむしろ「ハラワタ」の方が良かったんじゃないかな~。
相変わらずの校正能力ですな…高卒の私でもわかるぜこのくらい…(@_@;)
おっとそうか明神さんだからって事なのね!だったら仕方ない(笑)
「テメエなんざチョチョイと排除してやるからな(明神)」
「…ハッハ!!いい夜だ!!(ハセ)」
このコマはいいですね~!
でも「今から強がり言うぞ(明神)」を抜いて、1ページ使っても良かったと思う。
そもそも「強がり~」はいらない言葉だと思う(^_^;)
ところで、前から思ってたんですが
明神さんのジーンズに巻いてある黄布…1巻で破れてからずっと巻きっ放しって事?
(って言っても作中時間的にはたいして経ってないのかな?)
☆十九譚「狩り」ハセが頭をガシガシ掻いてるのってなんかあるのかと思ってたんですが
特に何でもない扱いみたいですね(笑)
まあ…何か作ったとしてもどうにも扱いにくい設定になりそうですが、
とりあえず折角の綺麗な御髪が乱れそうだ、と…(^_^;)
そしてとうとうハセ変身!戦闘モノの王道ですね!(笑)
パッと見小さいのかと思ったら案外でかくてビックリ。
圧倒的に強くなって大ピンチの明神の前に現れる助っ人・ガクリン!
いやー格好いいですね!
彼はこういう登場シーンが多い気がするけど(気のせい?)それが絵になりますね。
ハンマーが小さいのが笑える~やっぱりテンション上がらないのね(^_^;)
☆二十譚「決着」明神対ハセ仕切りなおし。
二人の対決を外野で見るガックンの冷静な分析が
読者向けにわかりやすくて助かります(笑)
強大な力を得て細かく見えなくなる…というのは、もうホント王道…。
でも真実なんでしょうなあ…。だって強いんだもん仕方ないよね(笑)
「すばやいコイツの動きをとらえられるのは-」
って時の明神さんの表情はとってもいいと思います!
身を削って掴んだチャンス、ハセの口の中に手を入れて「頸櫻」!
これって舌の上に手を置いてますよね…。うーんベタベタしてそー(笑)
腕をガジガジしてるハセに黄布を破られ、渾身の技が中途半端に。
黄布ってホントに布だったんですね…。
なぜか私、ガムテープみたいに粘着テープなのかと思ってました。
(テープ状だからでしょうねきっと笑)
明神が打ち込んだ「頸」とハセが今まで取り込んだ「魂」がどんどん放出されて
そのお陰で出てこれた「先代明神さんの魂」。
「霊」が魂の塊なのだとしたら、こういうのもアリなんですね。
つまりこの先代明神さんは「陽魂」ということに。
「ありがとう師匠(明神)」
「お前素直になったなあ(先代明神)」
2巻最後で「ずっとこう言いたかった呼び名」ってこれだったんですね。
うーん、言う機会があってよかったですね~!!
引っ張り具合が足りない気もしますが、引っ張りすぎて忘れられちゃうよりはいいですかね(笑)
師匠かあ…。
当時の彼が、ずっと呼びたくてでも恥ずかしくて呼べない…。
っていう葛藤を想像すると妙に萌える(爆笑)
ハセ戦のこの流れは、とってもいいですね~!
とってもジ○ンプっぽいとは思いますが(笑)グイグイ読めました。
☆二十一譚「帰還」「未練とかねーのかよ バッカヤロウ(明神)」
これは切ないですね(+o+)
アッサリしたお別れですが、これはこれでアリかな~。
大抵、色々すんだ後で一言二言交わして「お別れ」なパターンにすると思うんですが
それをしなかった岩代先生に拍手を送りたいです!(いらないって?笑)
大好きな明神さんを心配してるアズミちゃんがもうめっちゃ可愛い…!
エージも可愛がってるのが伝わって、なんか兄妹みたいでいーですよねvv
明神が帰って来て顔面アタックな大泣きアズミちゃん。
その後、ガックンと将棋を指す明神さんの背中にもたれて寝ちゃってるのがまた可愛い…!
ほんとに明神さんが大好きなんですね♪
そんなアズミちゃんの背中で行われている将棋。
ガックン対明神。
ガックン10連勝っすか!
ガックンが頭いいのか明神さんがバカなのか。(多分両方?笑)
ツキタケにまでからかわれてるのが面白い~!
いいコンビですねガク&ツキタケ!
明神さんに貰ったらしい黄布のリボン。
想像してみるとちょっと怖いけど(笑)
これがきっと後でなんか役に立つとかそういう前フリなんじゃないかと…。
いや、そうであってくれないとガッカリする!(知るか・笑)
「みえるひと」であるひめのんが
いずれ案内屋のような対霊稼業につく為のフリなんですよね!(暴走)
なんかひめのんの家族と出生にも秘密がありそうだし…。
つーか1話も間を置く事も無く、いきなし新章突入。(この辺、打ち切り臭…?笑)
二十二譚「地下道の地蟲達」~二十五譚「開戦」疲れてきたのでこの辺一気に感想書きます(笑)
ぶたさんみたいな子達が出てきました。
可愛いんだか可愛くないんだか…(^_^;)
「人間願望(アニマ)」
…つまり、人間になりたい(というかそれ以上になりたい)元動物達の霊、と。
ホルト⇒鳥
バオ⇒象
コモン⇒狐
キヌマ⇒?
キヌマはちょっとわかりません(汗)うーん、カメ…かな?
コモンがハセの「形」のモデルですか…。
でもコモンも元は動物なわけだから、きっと誰かをモデルにしてるんでしょうね。
この漫画の敵は全部この顔になる、とか?(大笑)
それにしても…狐とはいえ人間の形に耳と尻尾がつくのは…(^_^;)
でも全然萌えません。なぜだ。あの絵だから?(こら)
そんなコモンに消されちゃったハセ。
…もう出てこないのかな?
2巻の時点で、明神さんの最大のライバルになると思ってたのでちょっと残念…。
あんなに大苦戦したハセも、アニマ編では完璧に小物扱いですね(^^ゞ
続々と地下に向かう明神一家。(とうとう一家扱い)
ガク&ツキタケ(+エージ)と明神&チコゾー。
…チコゾー命名辺りは楽しかった(笑)
明神さんのノーセンスっぷりがおかしい!
こーいうセンス、確かに無さそーだもんなあ…。でも覚えやすいと思うよ!(笑)
どーでもいいですが、地下道でサングラスしてたら何も見えないと思う…。
狙われるヒロイン、というのは漫画界の大きなお約束だと思ってます。
まあ確かに盛り上がるし。
そんでその後、ひめのんの過去話になるんでしょうね。
(先に他のメンバーの過去話を挟むかな?←それまで連載が続く事を願う)
ひめのんのピンチに現れるガックン!
いやーさすがに明神さんの時とはテンションが違う!いきなしハンマーでかい!(笑)
犬塚ガク・雉ノ葉ツキタケ・眞白エージ…。
アズミちゃんが「木備野安曇」。
犬・キジ・サル・木備(つーか吉備?)って、桃太郎じゃん!
ってことは、桃太郎はひめのん?(明神さんとはどーしても思えない…笑)
数年後、対霊稼業を営むひめのんを先頭に鬼(霊)退治。
…面白そうですね…!
明神さんライバル出現(笑)
…あほな話は置いといて。
「ツキタケいじめたろ(ガク)」
なになに!?すんごいキレてますよ!
ひめのんよりツキタケっすか!やっぱ付き合い長いし…。
…いや、それはそれでとっても感動です。
しかしいいトコで終わるなあ…!!
続きが気になって仕方ないよ!
あと3~4ヶ月待てと!(@_@;)
…とりあえず、4巻は確実に存在するというのがわかって嬉しい限りです(^^ゞ
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はい、こんな感じで「みえるひと3巻」感想終わります。
…長くなったな…。
次からはこういう形式でなく、もっと簡単な形にしよう(^_^;)
ここまで読んでくださった皆様、お疲れ様でしたー!!
コミックス持ってない人、「みえるひと」ぜひ買ってくださいね!(笑)
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